「AIって仕事の効率化ツールでしょ?」
そう思っているみなさん、もったいないです。今回はちょっと箸休め。私の趣味である「登山」での、異常な熱量を注ぎ込んだAI活用術を大公開します。
自分の過去の経験値をAIに読み込ませて、自分だけの専属マネージャーを作る。これ、趣味の話に見えて、実は自社の過去データをビジネスに活かす「RAG」という仕組みの超実践的なテストでもあるんです。
あなたの趣味や仕事でも、絶対に真似したくなるはず。

山岳ドラマが好きすぎて…Geminiで「マウンテ〇ドクター」作っちゃいました
HPのプロフィールでも公開していますが、私は登山が趣味です。
そして、2024年に放送されたTVドラマ『マウンテ〇ドクター』。医療のみならず、天候や装備など、登山ガイドのような山におけるすべてのスキルが求められるあのドラマにドハマりしまして。たぶん、少なくとも4周は観ました。
その熱が高じすぎて、Geminiのカスタマイズ機能「Gem」で、とうとう作ってしまったんです、、、!(カンテレさんに怒られるか、、、?)
医療知識だけでなく、登山ガイドとしてのプロンプトをガッツリ入れたGem『マウンテ〇ドクター』。

このGemに「今年の◯月に立山三山登ろうと思うんだけど、、、」とか、かねてから相談していました。もちろんこれは参考にするだけで、実際には「ヤマレコ」で登山計画を作り、「山と高原地図」も買って情報収集し、「ヤマテン」で天候確認もキッチリやりますよ!
でも、使っているうちに欲が出てきたんです。
「一般論じゃなくて、自分の今までの経験やレベルを加味したGemを作れないかな?」と。
ヤマレコのデータをNotebookLMへ!私専用のRAGシステムが完成
私は登山を始めた頃から「ヤマレコ」というサービスを利用しています。
登山前には毎回必ずここで計画を作成し、GPSログを取り、下山後には登山日誌をつけてデータベース化。
「下界が何度で山頂が何度だった」「この服装(装備)だったけど暑かった」「累積登りは何メートルで余裕だった・しんどかった」など、細かな記録を振り返っては次の登山に活かしています。
ある日、ヤマレコに「今までの登山記録を一覧としてCSV出力する機能」があるのを見つけました。
これを見つけた時に閃きました。
『自分の登山データベースを読み込んだ、NotebookLMが出来るのでは、、、?』と。
さっそく全登山記録をCSVで出力し、GoogleのAIツール「NotebookLM」へ投入。さらに、主要な登山記録はPDF化して同じくNotebookLMへ。
これで、自分が登山を始めた時から現在までのリアルなデータが詰まった「RAG(独自データを参照させるAIシステム)」が完成しました!

NotebookLMの醍醐味、インフォグラフィックを作成してみました。

専属マウンテンマネージャー爆誕!西穂高への挑戦は止められました(笑)
そしてとうとう、Gemのマウンテ〇ドクターに、NotebookLMのヤマレコデータベースを接続します、、、!!
これで、私の今までの実績やスキルを踏まえた「マウンテンマネージャー」が爆誕しました!
試しに『今年は西穂独標に行こうと思うけど、そのまま西穂高まで行けるかな?』と聞いてみたら。
「スキル的に危険」と止められましたね、、、笑。
逆に『合戦尾根から燕岳のピストンはどう思う?』と聞いたら、「2025年に立山三山の経験があるから大丈夫」と、過去の記録に基づいた具体的な検証が。

さらに『最終目標は表銀座縦走路』だと伝えれば、岩場でのステップアップの方法や、ザック、登山靴、ヘルメットのチョイスなど、装備のガチな見直しまでしてくれます。 もう毎日のめり込んでしまい、おかげで、Gemini 3.1 Proは頻繁に使用上限オーバーです。
チャットが長すぎて忘れる問題は「AI引継書」で解決!
ただ、熱く語り合いすぎると一つ問題が起きます。
チャットが膨大な量に膨れ上がり、AIが過去の会話を忘れ出すんです。
こんな時は、前回のブログでご紹介した【AI引継書】の出番!
前回の記事はこちら
【セルフ情シス】Geminiが急に記憶喪失!? 復旧に半日溶かして編み出した「仕様書兼AI引継書」のススメ!!
これまでのやり取りから「登山計画編」「装備編」「トレーニング編」の3部作で引継書を作ってもらい、それをまたNotebookLMに読み込ませて、登山データベースをブラッシュアップさせます。
これで、
- 今までの登山記録の分析をしたい時:NotebookLM
- 装備や登山のステップアップ相談:Gemのマウンテ〇ドクター
という完璧な使い分け運用が確立しました。
趣味で本気でステップアップしたい時こそ、自分のデータを持たせたGeminiで壁打ちしてみてはいかがでしょうか??
まとめ

今回は趣味の登山をテーマにしましたが、これ、やっていることは「自社の過去の売上データや日報をAIに読み込ませて、専属の経営コンサルタントを作る」のと同じ仕組みです。
AIはただの検索ツールではなく、あなたの「過去」を理解し、「未来」のステップアップを一緒に考えてくれる最強のパートナーになります。熱量高く趣味で試したことは、必ず仕事のIT活用にも活きてきますよ。
CTA
皆さんも、趣味や仕事で「こんなAIの壁打ちやってるよ!」というマニアックな使い方があれば、ぜひ教えてください。AIの活用方法や、自社のデータをどう活かせばいいか分からない…という方は、お気軽に当事務所までご相談くださいね。一緒に「専属マネージャー」を作りましょう!
ミライクラフト税理士事務所 代表税理士 今北 有俊
